2009年09月10日

鳥籠 永遠の恋人


<あらすじ>
内容(「BOOK」データベースより)
王女エルレインの、死のカエルの呪いはなかば解けた。その矢先、父王ラバールが病床に伏してしまった。思いの外、元気な様子だが、教育係兼魔法使いのゼルイークは、エルレインを呪った魔法使いマニエールの気配がするという。呪いの矛先が父王に向かったのだ!大事をとり、ラバールはエルレインの暮らす離宮で養生することとなったのだが、頼みのゼルイークには秘密があるようで。
                   amazon.co.jpより



「鳥籠の王女と教育係」、第3段!!
今回は、あらすじにもあるとおり、エルレインの父、オーデット国王ラバールが倒れたと伝えられるところから始まります。

今回は、エルレインの父、母、叔父(父の弟)に焦点が当てられる回、といった感じでした。
1,2巻をお読みの方はご存じかと思いますが、前巻までで、<エルレインの母レリ(正式にはリル・エル・カ)が、呪いを解くひとつの鍵になっている【伏せ字】>ことが明らかになっているので、本来の目的(呪いを解く)に添う形のお話でした。

上記にあるとおり、父が倒れたのはエルレインの呪いがそちらへ向かったからなのですが、倒れたと言ってもめまい程度で、大事はないです。
けろりとした父ラバールは、1巻ぶりですが、相変わらず今回も、父親らしくエルレインをばしばしと罵倒します。
一見かばうようにしながら、さらにイヤミを言うゼルイークですが、オルフェリアの三兄様で、エルレインの昔からの皮肉仲間(?)ローリオには容赦ありません。
23ページで、エルレインが「自分はエルレインをこき下ろすくせに、他人がやるといい顔をしない。まるで『オレサマ専用』とでも言うようだった。」と思って、一人顔をしかめてます。…が、読者としては、にやにやするしかありませんでした。
ゼルイーク……小学生みたいw←殴られそうですが。

今回はいろいろなことが大きく変動する回ですが、だからこそネタバレになってしまうので、ここからもうネタバレ有としたいと思います。


本当は、叫びたくてたまりませんでした。
…切ない!!切なすぎるよっっ>□<。
ゼルイークとエルレインの『光』の約束…
ゼルイークの阿呆!!待たないでください、じゃなくて、今結ばれてしまえばいいのに!!←無茶。
ああもう、どうにか現世で結ばれてくれないんでしょうか?
転生もいいけれど、それだけじゃ切なすぎて安心できませんよう(泣)
でも、今回でゼルイークは過去と完全に決別できた…わけではないんですよね。
エルレインにとって、ゼルイークは『月』で、
ゼルイークにとって、エルレインは『光』で。
でも2巻で、エルレインはアレクセルを光だと言ったのが、どうしても気になります。
『』はついてなかったけれど…う〜ん…不安…。
エルレインには、ゼルイークを選んでほしいんですけどね…。
副題の「永遠の恋人」ですが、今回の『光』の約束から察するに、永遠の恋人はこのふたりでしょうか。
でも、そのほかにも、その後の“デート”や、呪いを残したゼルイークにも、ふたりの関係の進展が垣間見られて良かったですv
そういえば、“リル・エル・カ”は「恵みの帰る場所」で「環」そのものでしたけど、“ゼルイーク”には意味はないんでしょうか…。
前回、誕生日云々の話で、生まれることについてこぼしたゼルイークの「傷」。彼の生誕には何かあったのでしょうか…?名前も変わってますし。シーラはシーラなのだから、ゼルイークも過去は「騎士キリム」だったはずですよね?
その辺も明らかになるのかな…?

次巻、冬よりの秋といいますと…10月ではないみたいなので、11月でしょうか?
作者の響野様のブログをこの前拝見したのですが、10月からビーンズ文庫で新シリーズ出すとおっしゃっていて…あれ?(笑)
同時にいくつも出す方なのでしょうか…?信じて待ちますが。

3つ巻がでたところで、3冊の表紙を見比べてみると、ゼルイークの瞳の色に変化があって面白かったです。
1巻は、それこそ「孔雀石」色。
2巻は、怒りの青。
3巻は、喜びの緑。
4巻は…ループするのか、下るのか…ちょっと楽しみです*^^*

posted by 聖火 at 15:34| Comment(0) | 感想記事全て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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