2009年04月23日

「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー」シリーズについて


<一巻(恋のドレスとつぼみの淑女)のあらすじ>
19世紀のイギリス。ロンドン郊外の町リーフスタウンヒルにある仕立屋『薔薇色』。店主クリスの仕立てるドレスは恋をかなえてくれると大評判。噂を聞いた公爵の令息・シャーロックは立つことのできない妹フローレンスのドレスを頼む。採寸のため屋敷を訪れるクリス。恋のドレスはフローレンスの心を映し出す。そこには思いがけない秘密が隠されていて…。英国調ロマン。
                     (amazon.co.jpより)


コバルト文庫です。
もちろん恋愛メインなのですが、でもそれだけではないものがあると思います。お話の筋はしっかり通っています。絶対に退屈しないハズ☆
舞台は19世紀の英国。ですが町名などはすべて架空だそうです。
ドレスのお話なので、ファンタジーと言える要素はありません。でもドレスの描写がしっかりしていて、どんなドレスなんだろう、どんな色なんだろう(もちろん細かい色の描写もあるのですが、たぶんそれでも一人ひとり想像する色は違うだろうと思うので)と想像するだけでも楽しいですv
そして、なんとお決まりの「身分違いモノ」です!…けれど他の作品と違うのは、それがずっとずっと深刻だってことです。
ふつうは貴族のヒーローの方が、結構押せ押せでまとまるものなんですけど、彼は何度も何度も『身分が違うんだから』と自分に言い聞かせて諦めようとします…もちろん女の子の方も。
だからなかなか進展せず…じれったさは最高潮ですw
それから、主人公たちだけでなく、周りの方々がめちゃめちゃ魅力的です。本当に、彼らは『生きて』いると思えるくらい。
そして個々のキャラは立っているのに、とてもうまくお話は進展します。

ヒーローは、長身でけむるような黒髪。はしばみ色の瞳にきれいな顔立ち。公爵家の嫡男のシャーロック・ハクニール侯爵。冷静沈着で、社交界では女に冷たい「氷の男」とも呼ばれています。
ヒロインは、黒髪で、きれいな緑の瞳。小柄で、いつも紺の仕事着しか着ていないのに、天性の仕立屋と呼ばれるくらいの腕を持つ、クリスティン・パレス。彼女はきれいなのに、自分を鏡で見ることができないくらい何かに怯えていて―…。
クリスティン・パレス、通称クリスは、ヒロインにもかかわらず謎の多い子です。引っ込み思案で、おとなしくて。
「恋のドレス」と言われる、お客様の心を反映させたドレスをつくるのに、人混みが苦手で。
暗い過去を持っていそうですが、真相は明かされず―少しずつ明らかにはなってきてるんですけど…何なんだろう…気になります><。
それから、主人公らを取り巻く魅力的なキャラの中で特筆すべきは、やっぱりクリスの親友、パメラちゃんでしょう!!
パメラ・オースティン―通称パメラは、クリスとは正反対に、派手な美貌と明るくてさばさばした性格の持ち主。
勝ち気で、男勝りで、でも何よりもクリスのことを考えている彼女。
彼女にはめちゃファン多そうですが、私ももちろんその中のひとりです!パメラちゃんみたいな友人がほしいですv

個々の細かい萌え語りは、お決まりに刊ごとにということで、以下が既刊です♪

 →恋のドレスとつぼみの淑女
 →恋のドレスは開幕のベルを鳴らして
 →恋のドレスと薔薇のデビュタント
 →カントリー・ハウスは恋のドレスで
 →恋のドレスは明日への切符
 →恋のドレスと硝子のドールハウス 
 →恋のドレスと運命の輪
 →あなたに眠る花の香(短編集)
 →恋のドレスと大いなる賭け
 →恋のドレスと秘密の鏡
 →恋のドレスと黄昏に見る夢
 →窓の向こうは夏の色(短編集)
 →恋のドレスと約束の手紙
 →恋のドレスと舞踏会の青
恋のドレスと宵の明け星
→恋のドレスと追憶の糸
 →恋のドレスと聖夜の迷宮
 →恋のドレスと聖夜の求婚
 →恋のドレスと月の降る城
 →恋のドレスと湖の恋人
 →恋のドレスと陽のあたる階段

posted by 聖火 at 23:18| Comment(0) | 感想記事全て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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