2009年04月20日

RDG はじめてのお使い

<あらすじ>
 山伏の修験場として世界遺産に認定される、玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子は、宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていたが、中学三年になった春、突然東京の高校進学を薦められる。しかも、父の友人で後見人の相楽雪政が、山伏として修業を積んできた自分の息子深行を、(下僕として)泉水子に一生付き添わせるという。しかし、それは泉水子も知らない、自分の生い立ちや家系に関わる大きな理由があったのだ。大人気作家荻原規子の書き下ろす新シリーズ。
amazon.co.jpより



…上のあらすじ、これに関してはあまり当てになりません。
このあらすじが一応一般的に載ってるんですけどね;本の折り返しにも。
でもこんな話ではない…と思います
第一、深行(みゆき)は「下僕として」付き添わせるなんて話納得してませんし、もちろん泉水子(いずみこ)だってそうですし。
これ以上言うとネタバレになりそうですけど…;
一応ネタバレ前提なので、許されますでしょうか…?

で、
RDG、出版されたときの感動と言ったらもうなかったですv
何て言ったって、久々の荻原さんの新作ですよ!?発売日当日に買いに行きましたとも!笑
小躍りしながら、書店を3つもまわりました…
そうなんです、置いてなかったんです!本気でびっくりしました。
だって荻原さんといえば、知る人ぞ知る、大物作家さんじゃないですか。
だからなぜないんだぁぁ!!という心の叫びを我慢しながらまわってましたw
そしてものの数時間――2時間くらいでしょうか、あのいつもの面白さでグイグイ読ませてくれました>ワ<v
そして…言いたいこと…
深行くん!君はむかつくよ!やな奴だよ!でもとっても共感するよ!!w私も散々転校してきたので、彼のタフさはよく分かりますし、だからこそ泉水子みたいな、環境の変化に弱そうな子に苛々するのも分かります。
…でもだからといってあの攻撃的なところはまったく共感できませんけど;
彼のやり方はまちがってますし。

東京で、泉水子と深行が手をつないで走るところや、深行がはじめて泉水子に歩み寄るシーン、泉水子が恐怖に耐えるために手をつないでほしいと頼むところなど、まだまだ恋愛に発展しなさそうな、それこそ「最悪なイメージが薄れただけ」のふたりなのに、十分ポイントがあるのが良かったですv笑
個人的には、「姫神」が憑いた泉水子に、深行が問いかける
「鈴原…だよな」
というせりふが好きです←うわすっごいマイナー……!
あとは、心の中のせりふですけど
(なにが、何もできない女の子だよ…)
ですかねvこれはそこまでマイナーでもないのではないでしょうか…?笑
あとは泉水子がはじめて前を向いて行こうとする所も好きです。
「これは、頼りたいということではないのよ」
彼女の中の「強さ」を見た気がしました。あれはちょっと「姫神」に近い方の泉水子だったのじゃないかなと。
もちろん、和宮をばしっと一括した彼女が「姫神」にもっとも近いのかもしれませんが^^;

いろいろな感想を拝見させていただくと、皆様どうも雪政(ゆきまさ)さんにやられた方が大勢いらっしゃったようですね^^
私はどうも彼の飄々ぶりがだめ…というか、ただ単に年の差でだめなのかもしれないんですけど;
ただ、皆様と同じように、雪政さんと深行くんの親子コンビにはやられましたけどw
いいなあ、嫌い嫌いいいつつ、いつも誰より一番意識しているのはお父さんだとか…彼も大人ぶっておきながら子供ですね笑←
でもそれを見抜いちゃう泉水子も泉水子だなあと思いました。彼女は人を見抜く才ありそうですよね。

まだまだ序章らしいので、次巻にさらに期待が膨らんでますv
ちょうど高校に入ってかららしいので。
「姫神」のこと、雪政さんのこと、深行のこと…それから謎に包まれた泉水子の両親のこと。謎が少しでも明らかになればいいなあとワクワクしながら♪
それからこれから成長していくだろう彼ら自身と、泉水子と深行の関係もちょっとましになるといいなあと思いつつ。笑
でも泉水子が東京の学校に行きたいと思ったのって、もしかしたら彼女自身気づいていない気持ちがあるからかもしれないなあと少し思いました。
彼女は自分の気持ちには疎そうなので←言いたい放題。
でも学校にもよりますけど、彼女みたいな「モサイ子」って東京に出てきたら大変かも…苦笑
それで泉水子も成長するんでしょうけれど。

いろいろと言いたい放題いいました;すみません><

次巻の副題は「はじめてのお化粧」らしいです!
「お使い」の意味は読んではじめて分かりましたが、これにも何か別の意味があるような気がします。…たぶんあるんでしょうね。
私なぞには想像もつきませんが、それも含め楽しみにしていようと思っています^^
ちなみに5月28日だそうです♪
posted by 聖火 at 23:18| Comment(0) | 感想記事全て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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