2009年03月19日

「伯爵と妖精」シリーズ

<一巻(あいつは優雅な大悪党)のあらすじ>
リディアは、妖精が見えて、彼らと話ができる女の子。父に会うためロンドン行きの船に乗った彼女は、突然現れた若い男に誘拐されてしまう。エドガーと名乗るその男は、自分は伯爵だと言い、彼の身分を明かすための宝剣探しをリディアに依頼する。胡散臭いと思いながらも、彼と契約してしまうリディア。一方ちまたでは凶悪な強盗事件が噂になっていた。犯人の特徴はエドガーに似ていて…。
           amazon.co.jpより


コバルト文庫のシリーズもの、未完('09.3現在)です。
ファンタジー×恋愛、もろにツボの作品(笑)ストーリーもしっかりしていて、一貫性があるので文句なし
です。それぞれのキャラもしっかり立っているし、何よりご都合主義じゃないのがいいところですねw
少女漫画みたいな、いや、それはないだろ、みたいな突っ込みは入れられないんじゃないかと、私は思います。

舞台は19世紀の英国。
題のとおり、伯爵と妖精の見える少女の話。
ヒーローの伯爵様は、金髪に、印象的な灰紫(アッシュモーヴ)の瞳。誰をも魅了する端正な顔かたちと、おまけに口説き魔で女たらしです(笑)文句なしの、少女漫画的ヒーロー、かと思いきやそれだけに収まらない性格です。性格、というより性質…?
それからヒロインは、錆色と蔑まれる赤茶の髪に、魔女のようだと言われてしまう金緑の瞳。かわいいのに、妖精が見えることで周りから気味悪がられ、髪の色も瞳の色も蔑まれてしまっていて、本人自覚なし。気が強くて意地っ張り、でも超がつくほどお人好しで。
同姓から見ても魅力的です、彼女vかわいすぎるvv
一言でさらりと言ってしまうならば、プレイボーイが主人公にぞっこんになっちゃうという、例のお決まりパターンですけど、でも全然違います。何というか…それまでの流れが。一筋縄ではいかないのです。
彼らは迷うし、戸惑うし、あきらめようとしたりさえするのです。…しかも、お互いに。
その、戸惑いながらも距離を縮めていくふたりが、じれったくも微笑ましいんですw

さて、以下からはネタバレ(現在最新刊の「すてきな〜」まで含む)有りの萌え語り(笑)にいきたいと思いますので、未読の方ご注意です!

い〜や〜それにしても、伯妖、大好きです!!≧ワ≦
初めはもう、ただじれったくてしょうがなくて、でもふたりの微笑ましいやりとりを楽しんでたんですが、エドガーがリディアを巻き込むのを「怖い」と感じ始めてから、お互いの心の描写がとても鮮やかになってきて…リディアの心境からみれば、エドガーのあやふやな態度にイライラするし、でもエドガーの心境からみれば、彼の態度はもっともで、リディアがもう少し歩み寄ってくれれば…と思うようになって。
だから「ロンドン橋に〜」以降のLove度急上昇に、エドガーと共に私も幸せな気持ちで読んでました^^それ故「誰がために〜」では、切なくって切なくって…でももっと離ればなれが続くと思っていたので、次巻で再会できたのが驚きでしたw
各巻の細かい感想は、また少しずつupしていく予定です。

実は、私はエドガーよりケルピーが好きでした。
もちろんリディアはエドガーとくっついてほしかったんですけど、何気なく彼女を支えてたのはケルピーだなぁ、と思うのです。鳥彦と狭也の関係に似てるかもしれません(「空色勾玉」参照)。
というか、私は彼の容姿にやられてたと思います(笑)ギリシャ彫刻みたいに美しいって、もの凄く魔性な感じですよね←
元々、“水棲馬(ケルピー)”という妖精がいるのは、とある本で知っていたんです。私は馬が好きなので、そして水も好きなので、そのふたつの性質を持った妖精、というのがとてもツボだったんですw
ただその本には、その妖精が人を喰う恐ろしい妖精だとも書いてあって、結構ショックで。
私もオリジナルで小説を書いたりするのですが、いつか絶対、「良い奴」として水棲馬を出そう!と考えていたのです。だから伯妖に、リディアの味方?として出てきたことには凄く感動しました(笑)
あと、レイヴンも好きです。彼には、私も初めの頃、リディアと共に怯えてました^^;
でも、「あまい罪には〜」で、エドガーの我が儘で賭を成立させて、挙げ句それをうまく利用しなかったエドガーに対してちょっと怒っていたり、だんだん感情が芽生えてきた彼は絶妙で、あっという間に大好きなキャラになりましたv特に最近は最高です
彼の名ぜりふは多そうですv

伯妖の名ぜりふは、各キャラ各巻ごとくらい大量にあるので(笑)、そちらの感想で書いていきたいと思いますw

<シリーズ既刊>
  →あいつは優雅な大悪党 
  →あまい罠には気をつけて 
  →プロポーズはお手やわらかに
  →恋人は幽霊(ゴースト) 
  →呪いのダイヤに愛をこめて 
  →取り換えられたプリンセス 
  →涙の秘密をおしえて 
  →駆け落ちは月夜を待って(短編集)
  →女神に捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)
  →ロンドン橋に星は灯る 
  →花嫁修業は薔薇迷宮で
  →紳士の射止めかた教えます(短編集)
  →紅の騎士に願うならば 
  →誰がために聖地は夢みる 
  →運命の赤い糸を信じますか? (短編集)
  →誓いのキスを夜明けまでに 
  →すてきな結婚式のための魔法
→夢都に誘われた新婚旅行
  →月なき夜は鏡の国でつかまえて


         少しずつupしていきます。


漫画も出ましたよね!
そちらは最近になってようやく買いました。感想は以下からどうぞw

伯爵と妖精 1
  →伯爵と妖精 2


posted by 聖火 at 15:04| Comment(0) | 感想記事全て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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