2009年02月14日

薄紅天女


<あらすじ>
内容(「BOOK」データベースより)
東の坂東の地で、阿高と、同い年の叔父藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた…あなたは私たちの巫子、明るい火の女神の生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の国へ向かう阿高を、藤太と仲間たちは必死で追う。そして「私は阿高を捜しに来た」と語り、追跡に加わる都の少将坂上田村麻呂の真意は…?一方西の長岡の都では、物の怪が跳梁し、皇太子安殿皇子が病んでいた。兄を救いたいと思いつめた十五歳の皇女苑上は、少年の姿をとって「都に近づく更なる災厄」に立ち向かおうとするが…?巫女の力を受けつぎ勾玉を輝かせる「闇の末裔」の少年と、「輝の末裔」の皇女の運命の出会いと、神代の「力」の最後の火花とをきらびやかに描き出す、待望の「勾玉」三部作完結編。   (amazon.co.jpより)


上記にあるように、「空色勾玉」「白鳥異伝」に続く勾玉三部作の最終作品。本の帯の言葉を借りるなら、『最後の勾玉の物語』ですv(白鳥異伝を読めば分かるはずw)

さて、私の三部作中でbest1な物語ですv一番好きです。
白鳥異伝の感想でも書きましたが、初読み段階では白鳥の方が好きだったんですが、浮気してしまいました・笑
だってもう、素敵なサイト様方の「あたその」がっっ
もう直球ど真ん中でっっ
←落ち着け
阿高は見目が三部作中で一番“今風”だと思いますw
茶色い髪と瞳で。猫っ毛で。少女めいた顔立ちで……v
あたそのはひいき目で見ても見なくても、絶対美男美女だと思います・爆
苑上は藤太に「人形みたいな子」って言われるくらいだし、なんと言っても皇、あの輝のすえだから、顔立ちが美しいであろうことは容易に想像がつきますし。
彼女は芯が強いこと必須ですよね。男の子になりすまして飛び出していくような子ですし。
「まっすぐなまなざし」はことさら強調されてますけど、それはなんだか千種とも似通ったところがありそう^^
でもそんな奔放でいて、彼女も自分の気持ちには鈍いですよね…苑上、人のこと言えない…笑
賀美野くんの方が先に気づいてますよ、苑上さんw
実は賀美野が結構すきでした、私・笑。
ところで苑上は阿高に、果たして“苑上”と呼んでほしいのでしょうか。なんかもう“鈴”で定着してますよね…その辺気になりますv
元々“鈴鹿丸”だし。完璧男名だし、と突っ込み。
でも“鈴”は女の子らしい名ですよね。私的には呼んでほしいんですけどね、阿高に・笑。

そういえば安殿皇子と無空が同い年ならば、ふたりは十八ですよね?そして二連と茂里と広梨は十七。ひとつしか違わないんですね!?
なんとなく、安殿皇子と無空は阿高たちよりもっと年上に感じていたので、ちょっとびっくりです。ひとつ年が違うとこれほど精神的に大人なものなのかな?茂と無空は、じゃあ結構気軽にやっていけますねwそれとも年の差は関係ないかな…?^^
茂里が結構すきだったので、出家してしまって相当ショックでした。しかも、そのタイミングで!?みたいな感じのショック。
だから、藤太が倒れた伊勢で、広とくじを引いたときに迷ったのかな…とちらりと思いました。あのくじに、茂里は自分がどうするかかけたのかな、と…二連についていくのか、無空についていくのか。(彼は結構きっぱりした性格だから、自分の運命をくじなんかで容易には決めないかな…とも思いますけど・苦笑)

第二部が強烈過ぎて、そして阿高と苑上が出会っていることもあって、読み終わった後に一部のことはちょっと離れてしまったのですが、この前読み返してみてじ〜んとしました。
なんて奥が深いんでしょう、勾玉三部作。読み返しても飽きることがないですねv
一部は阿高と苑上が会っていない分、藤太と千種のなんともいえない感じがいいですwそれからましろと勝総の悲恋も、何度読んでもきれいで、悲しくて、どうしようもなくて。
でもさらに上をいくのは、やっぱり阿高と藤太の友情(というよりも、もっともっと深い絆)ですよね。涙ものです。
美郷姉の
「……双子だったらよかったのにと、いつも思うのだけどね」
という言葉がとても印象的でした。
それにしても、美郷姉はイイ女ですvあんなにサバサバして、働き者で、なのになぜ出もどりなんでしょうか…彼女の生き方も、個人的にとても気になります。本当に、強い女性だと思います。
というか、武蔵いいですねvv
私は東京都在住ですが、最近竹芝を思い出させる“武蔵”に妙に反応してます・笑
ついこの前学校で日本の旧国名を覚えたのですが、薄紅とかぶっていてとても楽しく覚えました・笑
武蔵はもちろん、近江、伊勢、下総、上総とかいろいろ…w

ここでお決まり?の名ゼリフを・笑
阿高のはやっぱりお馴染みの「決めた?」でしょう!!
あれをおいては考えられません・笑
私も、これには初読みでやられてましたv
で、「陰」としても、同じくお馴染みの
「おれは、なぜあいつらの一人ではいられないんだ」だと思います。
私的に好きなのは「藤太のやつ、あとでとっちめてやる」なんですが・笑
阿高は小倶那と同じように生い立ちが複雑で、陰陽を併せ持っている人だと思います。
だから、「……きれいさっぱり、目がさめた気分だ」
と苑上に言った彼はまぶしかったです^^
苑上もやっぱり、
「もどってきて。もどってきて、阿高。おいていかないで」という叫びが一番印象的でした。
『苑上のことなど心から閉め出してしまったような阿高』に、届いた言葉。
彼に生きる希望を与えた言葉。
ちなみに「薪というのはどの木なの」とおとぼけた苑上の言葉も好きです・笑
それから藤太は、彼自身の、ではないかもしれませんが
「…鈴にならできるような気がするんだ」。
阿高との、今まで自分のいた“位置”を苑上に譲ったような…そんな感覚を持ちました。
藤太は言葉(せりふ)より、阿高を追っていくときの“気持ち”(回想?)が痛いほど切なくていいですv
藤太といえば、千種。彼女の芯の強さには屈服ですw好きな人が別の人を(たとえ男でも)追っていくのを見送るのって、とてもつらいと思うんですよ…当時はなおさら。それを笑顔で、きちんと送り出すことができる…とても強い心がないとできないです。待つことのつらさ。だからこそはねつけてしまって、自分の気持ちさえ否定して…でも最終的に、しっかり自分の気持ちとも、藤太とも向き合う――…。
なんだか象子と似ているようにも感じました。象子の方がもっと「陰」がありましたけど^^;
彼女と藤太はほんとにお似合いですねv幸せになってほしいです。

なんだかまとまりのない文章ですみませんでした><
薄紅の二次、実は第一弾は、阿高が還って来てから、苑上を迎えに行くまでの阿高sideを私なりの解析で書いてみたいと思っております^^糖度ハンパなく多めになったらすみません;なにしろ甘党なもので←
薄紅は大好きなので、二次も多めになるかもしれませんv
そしておそらく初二次も薄紅になると思われます・笑


posted by 聖火 at 00:28| Comment(0) | 感想記事全て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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